第一回 イスマス崩壊

セッション前の色々


GM:んじゃあ、前々からの宣言通り今回からキャンペーンのテストをして貰うぜー。
PC1:はーい。
PC2:たしかゲームのストーリーやるんだっけ?
GM:そう、あくまでモチーフ程度だけどな。お前らPS版やったことないべ?
PC3:無いね。SFC版もよく覚えて無い。
PC4:3ならやったな。
PC2:何回くらいの予定?
GM:まだ決めてないけど多分10回位かね。
PC4:長いな、まぁキャンペーンだしそんなもんか?
PC1:それで、キャラクターはどうします? 作りますか?
GM:いや、今回はサンプルキャラクターでやって貰う。どの程度の経験値配分で育てると良いのかも知りたい。
PC4:ふーん、どれ使ってもいいのか?
GM:いんや、使用経験値50の奴で頼む。あと誰か一人はアルベルト使ってくれ、一応元ゲームの主役的ポジションの奴だから。
PC3:了解、じゃあそれは俺がやろう。
PC1:おっ、主役狙い? 
アルベルト:そういう訳じゃないけどね。ぶっちゃけ考えるのが面倒だった。
PC4:なんだそりゃ・・・んー俺はこれエルマンって奴かな。糸目が良い感じだ。
PC2:それもたいがいどうかと思う理由だけどねぇ・・・じゃああたしゃバーバラにしよう、エルマンとはつながりが有るっぽいし。
エルマン:安直だな。
バーバラ:それをお前が言うかね? あー・・・あと装備にあるアメジストに運命石とか書かれてるのあるんだけどこれってなんだい?
GM:1000年前に邪神を封印したスゲェ財宝。全部で10種類あって所在不明のものが大半だな。
アルベルト:・・・そんなモンもってるサンプルキャラ使っていいの?
GM:まぁ単品で持ってる分にはちょっと便利なアイテムでしかないし、原作でもバーバラの初期装備品だから問題なし。
バーバラ:でもこんなのどこで手に入れたのかねぇ・・・つか売り払ったら装備的な意味でバランス崩れるんじゃないかい?
GM:まぁ売れれば高いだろうけど、曰くがあり過ぎでそこいらの店では売れないしシナリオに絡めなきゃ手放せないよ。
エルマン:まー強いし邪魔にならなきゃ持ってても良いんじゃね? 入手経路不明ってのが恐ろしいが・・・。
GM:入手のいきさつは、数日前に旅の吟遊詩人に踊りを見せたらえらく気に入られて手渡されたってことになる。
PC1:ずいぶん高いチップですね。
GM:まぁ伝説に謳われるアイテムだなんて気がついていなかったんだろうね。
エルマン:まぁ気にしてもしょうがあんめぇ。ところでマスター、このキャラ年齢が空欄だけどなんで?
GM:あー・・・公式設定でハッキリしてないのは空欄になってる。不自然じゃない程度で決めて良いよ。
エルマン:んー・・・じゃあ28にしておこう。
アルベルト:実年齢よりも微妙に若いなw
エルマン:三十路のバーバラを姐さん呼ばわりならこんなもんだろ。
GM:まぁ良いんじゃね? 妥当なラインだとは思うぞ。
PC1:若干後衛が不足気味っぽいですねー・・・術士系にしようかな。
エルマン:んー・・・バーバラってなにげに後衛じゃねぇの?
バーバラ:いや、バランスっぽいね。
GM:どっちかってぇと後衛だが、運命石持ってるから前衛も出来なくはない。初期で持ってる術はわりと強力だな。回復は無いが!
アルベルト:初期で回復有る奴なんていないじゃん。
GM:・・・・・・言われてみればいないな・・・・・・。
PC1:間抜けな話ですね。んー・・・このアイシャならアイテムでの回復は出来そうですね。
GM:ステ的には後から術さえ覚えたら回復は得意な方だと思うぞ。
PC1:じゃあこれにしておきましょう。
エルマン:ところで完全にデフォでやるのか? 改造とか装備品追加とかは無し?
アイシャ:このキャラは出来れば回復術と遠距離武器が欲しくなるステではあります。
GM:その辺はセッションしながら育ててくれよ、今回は諦めの方向で考えてくれ。
バーバラ:あいよー。

パーティー結成

GM:んじゃ始めるぜ。
アルベルト:うぃ。
GM:現在PCがいるのはローザリア王国イスマス城だ。ここはアルベルトの父親でローザリア貴族のルドルフが治める城だな。
エルマン:おー金持ちだ。
アルベルト:実家スタートか。
GM:この城はバファル帝国との国境線に有る城で城下町は無い。あーバファル帝国ってのは今いるローザリアと冷戦中の国な。
バーバラ:有る意味最前線ジャン。
GM:まさにその通り。んでアルベルトはこの城で訓練しながら帝都の騎士団入りを目指してるってわけさ。
アルベルト:いかにもな主人公だなぁ。
GM:んでだ、バーバラとエルマンは国境警備兵の慰安に雇われた旅芸人としてこの城に滞在中。明日にはローザリアの皇太子がこの城に来るからその宴の席でのショーも依頼されてる。
バーバラ:結構なお偉方の前に出るんだねぇ・・・スキルLV低いのにw。
エルマン:報酬は~~。
GM:報酬は既に受け取っている設定。ってか借金払って消えたw
エルマン:ひでぇ! 労働には報酬が有ってしかるべきだ!
バーバラ:ってか借金持ちだったのか。
GM:まぁ論理的に金を与えないためってのが本音だがね。
アイシャ:私の立ち位置は?
GM:ちょいまち。んで夜になって予定より早く皇太子さんがやってくるわけだが、彼の馬に同乗者がいる。それがアイシャだ。
アイシャ:初手から白馬の王子様ですか。
GM: いんや、頭の先から足の先までついでに言えば馬まで真っ黒け。この皇太子様はナイトハルトって名前で通称「黒太子」とか「黒い悪魔」とか言われてる超有名 人さ。あーちなみにお供は居ない。すんごく強いことで有名で自国内で護衛なんて付けない人だと思っておいてくれ。
アルベルト:何でまたそんなのに連れられてんの?
GM:生まれた村の住人がアイシャ以外行方不明になってたのさ。んで、村人探して彷徨ってたらここに来る途中の皇太子様に保護されたってわけ。
バーバラ:初登場からナデポ済みか!
エルマン:NPCがヒーローか。
GM:残念、この皇太子様には婚約者が居るんだな~。アルベルトの姉のディアナさんが皇太子の婚約者に内定してる。
アルベルト:うぉ、僕の将来安泰だな。
アイシャ:それに引き替え私は厳しいですね。一家離散どころか消息不明ですか。何か情報はないですか?
GM: んー今の段階だと無いね。アイシャが草原に遊びに行って、村に帰ったらマリーセレストよろしく無人になってた感じ。アイシャの生まれはタラール族って言っ て、もともとモンゴルの遊牧民みたいな人たちだから村の移動は珍しくはないんだけど、さすがに娘一人置き去りってのは尋常じゃないよ。ちなみにアイシャは 長老の孫娘だから結構な重要人物だ。
エルマン:なんだそりゃ、マジ意味不明だな。
アイシャ:ひどいなぁ・・・まぁ中世なら既に既婚者でもおかしくない年齢ではあるけど・・・。
アルベルト:そのうち家族探しのイベントありそうだね。
エルマン:そのうちといわず今からかもよ?
GM:話進めるぜー。予定より早く皇太子がきたんで一日早いけど宴会が行われました。んでつつがなく終了。あーあとアイシャについては近場の街までの同行をエルマン一行に頼むことになったらしい。
エルマン:宴会パスって・・・芸人の見せ場が~。
バーバラ:アイシャ保護の報酬は?
GM:ん~まぁ大した仕事じゃ無いんで二人で100金にしといてくれ。
エルマン:そんなことより芸人の見せ場が~。
GM:それやると長くなるからカット。翌朝皇太子が城を発つ訳だが、皇太子がルドルフに一言もらしていくよ。
「ここに来る途中で魔物の一団を見た。住民に害が出る前に狩っておけよ」
エルマン:うわっ、超人任せだ。
アイシャ:いやいや、王子様だしそんなものでしょ。
GM:皇太子を見送ったルドルフはアルベルトを呼び出してこう言うよ。
「このあたりの魔物程度ならお前の腕試しにはちょうど良かろう、お前に任せるから好きに狩ってみよ」
エルマン:今度は息子に押しつけるか。
バーバラ:この話の流れだとこっちにも飛び火するな。
GM:その通り。アルベルトと兵士だといつもの顔ぶれになって修行として物足りないだろうからエルマン一行にもモンスター退治の依頼が来るよ。
エルマン:今度こそ報酬は出るんだろ? セッション開始前の依頼じゃないし。
GM:出るよ。前金無しで後金が一人頭500金。ちなみにアルベルトの場合は報酬ではなく月極の小遣いだな。
アイシャ:私も貰えるの?
GM:貰えるよ。昨夜の時点からエルマン一家扱いだから。
バーバラ:にしても、あたし等の報酬小遣い程度か~。これは適正なのかどうか微妙だね。
GM:宿屋一泊二食付きで30金だから額としては低くは無いんじゃね? どっちかと言えばアルベルトの小遣いが多いだけさ。
バーバラ:一泊二食で安宿だと1万程度? そう考えると一人頭約17万弱か。
エルマン:17万で小遣いかよ、さすがお坊ちゃん。
アルベルト:まぁ貴族みたいだしね。んで、魔物の一団ってどこにいるわけ? 近くってだけだとさすがによくわからんでしょ。
GM:このあたりで魔物が住み着く場所としては、イスマス城の東にある洞窟だな。目撃証言的にもそのあたりで一致してるらしいよ。
バーバラ:ならとりあえずは行ってみよう。行ってみて違ってたらそんときはまた考えたらいいでしょ。
アイシャ:だね。
GM:なら出発で良いのかな?
アルベルト:OK。
GM:了解。んじゃ城を出ようとすると後から声が掛かるよ。
バーバラ:見送りかね?
GM:声を掛けてきたのは金髪の美人さん。どっちかというと凛々しい感じの女性で、アルベルトのお姉さんのディアナさんだね。
アルベルト:姉さんっていうと、皇太子の婚約者だっけか。
GM:そそ。んでそのお姉さんが、
「私もまもなく殿下との婚儀のためこの城を離れることになります。ですから、この機会にアルベルトがどの程度の剣技を身に着けたか見せてもらいます」
そんなことを言って同行を申し出るよ。
エルマン:はぁ? ついて来るったってお姉さん戦えるの?
アイシャ:戦力にならないならハンデになるから辛いなぁ。
GM:その点は問題なし。むしろアルベルトより強いよ、この人は王都で騎士をしてたこともあるから。
アルベルト:うわ~僕より強くてブラコンな姉・・・早く嫁に行って欲しい。
バーバラ:まぁ足でまといじゃないなら問題ないね。
GM:じゃあディアナさんの同行はOKね。
アルベルト:良いんじゃない。戦ってくれるんでしょ?
GM:NPCだから判断はGM預かりだけどね。
エルマン:まぁその辺は問題ないな。居るだけで的が散るし。
GM:ひでぇ話だが事実ではあるなぁ。

東の洞窟

洞窟MAP
東の洞窟


現在のPC隊列
前衛中衛後衛
ディアナ
エルマンアイシャバーバラ
アルベルト


GM:じゃあ洞窟まではとりあえず問題なく到着するよ。
エルマン:別に見張りとかは立ってないんだろ?
GM:立ってないね。入り口は岩場の影に隠れるようになっていて幾分暗くなってるから、中の様子はうかがえない。
アイシャ:中は暗いんでしょ? 私は照明器具は持ってないけど持ってる人はいるの?
GM:あーそれに関しては今回は城からランタンを借りてる。ディアナが持ってるから気にしなくて良いよ。
アルベルト:了解。んじゃ入るかね。
GM:うぃ、んじゃ洞窟に入ろうとするとタイミング悪く中から小柄な人影が出てきて入り口で鉢合わせになる。
アイシャ:初戦闘かな?
GM:当たり、入り口から出てきたのはゴブリンだ。数は3匹で即座に戦闘になるよ。
アルベルト:相手がゴブリンならさっくり終わらせるか。
GM:是非そうして欲しいね。んじゃ行動宣言とイニシアティブをよろしく。

とはいえ所詮相手はゴブリン。わずか3ラウンドで敗れていった・・・

バーバラ:よし、初勝利w
GM:お一人様経験点6点ね。この場で成長させても良いよ。あと青い草一個を獲得。誰か持っておいてね。
アイシャ:じゃあそれは私が貰います。薬作れるし。
エルマン:まぁ妥当だな。

GM:洞窟の中に入っちゃっていいかな?
アルベルト:いいんじゃない?
エルマン:入らないと始まらんでしょ。
GM:じゃあ入るとちょっとしたホールみたいになってる。天井は低めで道は下方向に傾斜してる。ざっとみた限りだと、左に細めの道で、正面と右には広めの通路がのびてるね。
バーバラ:モンスターとかはいない?
GM:今見える範囲にはいない。先はまだ不明だね。
アルベルト:基本に忠実に右手の法則なんてどう?
アイシャ:とりあえずは細い道は本命じゃないと思うんだけど・・・。
エルマン:左が本筋じゃないってのは俺も賛成。でも本筋じゃないならアイテムなら敵なりがいると思うんだよな。
アルベルト:あー・・・確かに。ザコは数かって経験値にしたいしなぁ・・・。
バーバラ:じゃあ左いっとくかい?
エルマン:だな、左にしよう。
一同:了解。
GM:OK、それじゃあ左の細い通路に向かって進むよ。通路の先はちょっとした小部屋みたいになってる。とくに目に付くものはないし行き止まりだね。
エルマン:ハズレか。
アルベルト:一応しっかりと調べては見よう。
GM:じゃあ代表一人が知力判定しておくれ。鉱物知識があれば尚良し。
エルマン:知力は18だな。
バーバラ:同じ数字だけど運命石があるぶんだけあたしの方が良さそうだね。あたしが振るよ。
GM:2D+知力Bで達成値ね。
バーバラ:あいよ。・・・16ね。結構高い目がでたわ。
エルマン:さすが姐さんw
GM:確かに高い! それなら小部屋の壁に光るものが見つかるよ。
バーバラ:光物か、なんだろ?
GM:むき出しの岩壁にエレクトラムが見えるね。掘り出せば持ち帰れる。
アイシャ:エレクトラム? なにそれ?
エルマン:武器素材じゃね?
GM:そそ、売値で750するから結構良いものだよ。スペック的には実用にも耐えると思う。
アルベルト:まぁどうするかはセッション終わってから考えればいいよ。とりあえずここにはこれ以外は無し?
GM:無いね。
バーバラ:じゃあ出るかね。
GM:出ようとしたなら、背後から何か襲ってくるんで全員警戒判定をよろしく。警戒スキルを持ってない人は知力Bの1/2(切り上げ)が基準値ね。
アルベルト:警戒は無いけど奇襲には強いんだよね・・・10だ。
エルマン:警戒は持ってるから・・・9だ。
バーバラ:スキルはなし・・・でも10。
アイシャ:スキル無しの知力低め・・・でも11w
GM:スキルがあるエルマンが一番低いってのもすげぇ・・・。じゃあエルマンはBP0で戦闘に入るよ。ちなみにディアナもBP0で戦闘開始になってる。
エルマン:まぁ技に頼らなきゃ良いだけさ! ちなみに何に襲われてるんだ?
GM:大人並みの大きさの団子虫二匹と、子供並みの大きさの芋虫2匹だね。んじゃ行動宣言とイニシアティブをよろしく。

1ラウンド目こそ苦戦したけれど、2ラウンド目に睡夢術が決まってからは一方的な展開に・・・


エルマン:ふー・・・終わった。
GM:今回もお一人様経験点6点ね。あと緑の草一個獲得。
アイシャ:草は今回も私が貰いますよー。
バーバラ:どうする? 隊列変える?
アルベルト:じゃあちょっとだけ変えようか。

変更後のPC隊列
前衛中衛後衛
ディアナバーバラ
エルマン

アルベルトアイシャ

GM:今度は中衛無しなのね。
エルマン:まぁ直線攻撃で3人巻き込まれるのは痛いしな。あ、あとアイシャに傷薬3個渡しとく。
アイシャ:はい?
エルマン:さっき使ってもらったし、自分で使うよりも効果高いからな。
GM:あー・・・まぁそうかもね。この編成なら確かにアイシャが回復担当だわ。
アイシャ:後列だと術でしか攻撃できないし、それも2ラウンドに一回だけですしね。まぁ傷薬担当が無難かな~。
バーバラ:アイシャは射程の有る武器欲しいね。術の燃費がちょっと厳しく感じる。
GM:初期術ではロッククラッシュは確かに燃費悪いねぇ・・・追加効果も有るから強いんだけど・・・。
アイシャ:まぁ使ってるうちにアレンジできるかもだし、射程武器も買う気ありますよ。今のイメージだと槍か何か。
アルベルト:槍って事は中衛か。
アイシャ:目指せ万能型って感じですね。

GM:次はどうする? 真ん中と右の道に行けるけど。
エルマン:最初に右っていう意見も出てたし、右で良いんじゃね?
バーバラ:反対する理由も無いかね。実際左は何も無かったわけだし・・・。
GM:じゃあ右へ進むと、左右に道が伸びるT字路が見える。不定形の何かがわだかまってるいるのが見えるよ。
アルベルト:不定形・・・スライムの類?
エルマン:じゃね? じゃ無きゃ亡霊の類かもしれないが・・・。
アイシャ:雰囲気的にはゴースト系は考えにくいですよね。
GM:まぁ見た感じで言うならゴーストの類には見えないね。詳細が知りたいなら怪物知識でチェックしてもらうけど・・・。
アルベルト:そんなの持ってないよ。
GM:じゃあ、黄色くてぶよぶよした何かとしか分からない。
エルマン:ぶよぶよしてる・・・ってほとんど答えみたいなもんだろw
GM:黄色い何かは三つに分かれながらにじり寄ってくるよ。まぁ戦闘って事で行動宣言とイニシアティブをよろしく。

物理防御の高さに辟易しつつも簡単に退治。アルベルトが他力本願の称号を得ました!

GM:じゃあ経験点は一人6点ね。あと青銅と南方鉄を一個ずつ獲得したよ。
アイシャ:この経験点で知力Bを3に出来ました。
エルマン:俺の腕力も上がったな。
アルベルト:半端だった体力の補強が終わったね。ついでにあまりでHPを伸ばせた。
バーバラ:あたしはもうちょっと温存だねぇ・・・知力Bを伸ばしたい。
エルマン:姐さんはこのまま術師的に育てるんか?
バーバラ:決めちゃいないけど、主力にはしようかなと・・・。

GM:まぁ、おいおい育成方針は固めるにしても、今はこの後どうするか決めておくれ。T字路を右と左のどっちに進むかな訳だが。
アルベルト:右手の法則は生きている! ってことで右でよい?
アイシャ:良いんじゃないですか? 別に反対する理由も無いし・・・。
GM:じゃあ右に進むよ。進んだ先は行き止まりになっていて、モンスターが集めてきたのかガラクタと思わしきものが積まれている。
エルマン:漁ったら何かあるかね?
GM:んじゃあ鑑定スキルで達成値を出しておくれ。
エルマン:んー・・・13だな。
GM:ふむ、ならばDランクの財宝を2つ獲得だ。代表者二人ほど2Dを振って合計じゃなくて出た目を教えておくれ。
アルベルト:二人が2Dなら全員1Dにしようよ。その方がオモロイ。
GM:まぁ好きにしてくれかまわないよ。それなら一人ずつ振ってみ。
エルマン:んじゃ振るぜ・・・6。
アイシャ:・・・4。
アルベルト:・・・2。
バーバラ:・・・4ね。
GM:ん~入手アイテムは怪力手袋と1800金だな。怪力手袋はグローブに腕力B+1が付いた奴だな。
エルマン:手袋は良いな。出来れば欲しい品だ。
アルベルト:じゃあ手袋はエルマンでお金は三人で分ける?
バーバラ:良いんじゃない?
アイシャ:ちょっと手袋に未練はありますけど、今すぐ前衛って訳にも行きませんしね。良いんじゃないですか。
エルマン:サンクス。ありがたく貰っとく。
GM:アイテムがOKなら次の道決めておくれ。
アルベルト:入り口とT字路に行って無い方があったっけ。
エルマン:あったな。
アイシャ:どっちに行きます?
アルベルト:近いほうからで良いんじゃね?
バーバラ:まぁ位置関係からしたらつながっているか、どっちかが行き止まりって線が濃いかもね。
エルマン:じゃあ近場からで良いかな。
GM:了解。T字路まで戻って今度は左の道ね。
アルベルト:OK。
GM:道なりに進むとまたT字路にぶつかるよ。位置関係的には左手側は入り口につながってるっぽいね。そんで右からはうっすらと赤い光が漏れてきてる。
アイシャ:思いっきり怪しいですね。
バーバラ:そうだねぇ・・・。まぁ基本に忠実に行くならボスかもね。
エルマン:慎重に進むかね。
アルベルト:ボスっぽいならHPとかヤバイ人いたら回復しておいた方が良いんじゃね?
アイシャ:じゃあ私は回復しておきます。
GM:じゃあ光の方に進むって事でOK?
エルマン:OK。ただし慎重にな。
GM:進んで行くと地面に丸い魔法陣らしきモノが描かれている場所に出るよ。その魔法陣に奥には真っ赤なローブを着た人影が佇んでいる。
アルベルト:いかにもだなぁ・・・。
アイシャ:魔法陣が何なのかって判りますか?
GM:伝承知識がないと判断は出来ないかな。ただ、禍々しい印象は受ける。魔法陣からあふれる光はまるで血のようで、見ていると生理的嫌悪感が沸いてくるよ。
エルマン:どする? しばらく様子見てるか?
バーバラ:奇襲掛けたほうが良くない?
アルベルト:とはいっても相手は魔法陣の奥って言ってたし、魔法陣が発光してるなら奇襲ってか強襲にしかならないんじゃないかな?
アイシャ:私は様子見に賛成かな。あからさまに怪しいし、情報が欲しいです。
GM:まぁ相談中に悪いんだけど、だれも潜伏持ってないよね?
エルマン:持ってないな。
GM:じゃあローブの影から君達に声が掛かるよ。
「よくぞ人間ごときがここまで来たものだな・・・悪いことは言わん、命が惜しくばさっさと帰れ」
アルベルト:うわーベタだw
バーバラ:基本に忠実と言ってあげなよw
エルマン:いやいや、俺らの存在がばれてる事に危機感覚えようぜw
アルベルト:えーそれは無理かと・・・。
GM:「ふむ・・・帰らぬというのならばこの場で死して主への供物となるも良かろう」
アイシャ:このひとやる気になっちゃってますよ・・・どうします?
エルマン:まぁどうみてもボスだし、良いんじゃないか?
バーバラ:そうね。
GM:やる気だねぇ。でもローブ男はそうでもないんだなぁ。
「とはいえ、貴様ら如きでは我が直接手を降すにはあまりに非力。我もハエを潰すために貴重な時間を費やす趣味も無いのでな。この地に眠る亡霊にでも遊んでもらうとよい」
といって、ローブ男は目の前から消えるよ。
アルベルト:逃げた・・・ってか見逃してもらった感じだね。ベタベタだけどw
GM:まぁベタなのは否定しない。んでローブ男が消えると同時に目の前の土が盛り上がって死体が起き上がってくるよ。
バーバラ:亡霊っていうよりもゾンビだねぇ。
GM:ちゃんとその奥にゆらゆらと動く影が見えるから安心しておくれ。問答無用で襲ってくるから行動宣言をよろしく。

一応ボス(?)らしく高い攻撃力を見せるもあえなく撃沈。終盤には残敵掃討に大技を使う咎人が・・・w

GM:経験点は一人11点。黄色い草とデッドストーンも獲得したよ。
エルマン:もう腕力落としは勘弁だなぁ・・・。
アルベルト:結構長いし、面倒だよね。
GM:序盤は腕力そのものが低いから-2でも相当厳しいのは確かだな。もっと育てばそこまで辛くは無いと思うんだけどねぇ。
アイシャ:敵がそんなに連携しない相手だから助かりましたよね。
エルマン:ボスとしてはそんなに強くはなかったわな。
バーバラ:勝てば官軍さ。経験値さえ貰えりゃあたしゃ何でも良いよ。
アルベルト:ごもっともですw

アイシャ:もうローブの人は居ないんですよね?
GM:うん、亡霊が現れる前に消えてる。現状は血の様な光を放つ魔方陣が目の前にあって敵影は無し、洞窟的にも行き止まりになってるね。ただし、魔方陣の光は徐々に弱まっていってすぐに発光しなくなってしまうよ。
エルマン:光らなくなったって事はイベント終了か?
アルベルト:どうだろね。調べるのはスキル無しだとダメなんだっけ?
GM:伝承知識が無いならイマイチ理解できないね。
アイシャ:ん~・・・分からなくても魔法陣をメモして帰ることはできますよね?
GM:できるよ。
アイシャ:なら分かる人にみてもらいましょう。
アルベルト:魔法陣は消していったほうが良いかな?
エルマン:だな。
バーバラ:そうだねぇ。他にはこの場所にはなにもないんだろ?
GM:無いねぇ。ちなみに光らなくなった魔法陣はさわっても乗っても反応無し、消そうとしても消せないよ。剣とかで地面ごと削ろうとしても削れない。
エルマン:ダメか。絶対に厄介ごとになりそうなんだけどな・・・。
GM:魔法陣をいじってると、ディアナさんがそろそろ撤退した方が良いと進言してくるよ。
アルベルト:姉ちゃんがそういってるなら帰るか。
エルマン:やれることは無さそうだしな。
バーバラ:あいよ。

イスマス城

GM:んじゃ帰りはとくに襲われることもなくイスマス城に着くね。
アルベルト:ただいまー。
GM:戻るとルドルフに報告だ。まぁ大筋はディアナさんがしてくれる。
アイシャ:ローブの人と魔法陣のことも?
GM:話してるね。魔法陣のメモを見たルドルフは
「むぅ・・・これは・・・サルーインの紋章に似ているように思えるが・・・」
とか言い出すよ。
エルマン:サルーインってなに?
GM:1000年前に封印された邪神。まぁ今でも教団とかあるし、魔物を生み出したっていわれてるから大魔王みたいなもんだね。
アルベルト:教団があるならローブ男は信者か何かかな?
アイシャ:ありそうですね。
エルマン:まぁそれはそれとして報酬貰おうぜ。
バーバラ:だね。サンプルキャラクター上がりだからお金は全然持ってないからねぇ・・・。
GM:あいよ。
「まぁ、詳細については後日調査するとしよう。今日はご苦労だったな。約束の報酬だ、今日のところは部屋も用意させているので我が城で休んでいってくれ」
といって一人500金をくれるよ。
アルベルト:僕も?
GM:貰って良いよ。んでもって報酬貰ったら、貴族的な意味でのささやかな晩餐とそれなりに高級感あふれる部屋を提供してもらえた。
バーバラ:絶対庶民のささやかとは次元が違うんだろうねぇ・・・。
エルマン:つかまだシナリオ続くのな。
アイシャ:そうみたいですね。
GM:うむ、もうちょいだけ続く。ちなみにHPとかLPは回復しておいていいよ。
バーバラ:了解だよ。
GM:深夜に皆が部屋で休んでいると微かなゆれと爆発音みたいなモノが聞こえる。
エルマン:全員寝てるって事?
GM:どっちでも良いよ。寝てても廊下を走る伝令君の「敵襲~~~~!!」って声で叩き起こされるから結果は変わらないし。
アイシャ:敵っていうと隣国ですかね?
バーバラ:どうだろうねぇ? 最初の説明だと国境の城だからその線はありっぽいけど・・・。
アルベルト:まぁとりあえずは父上に話を聞こうよ。なんか情報は出るでしょ。
アイシャ:そうですね。
エルマン:それはいいんだけど窓かなんかから外の様子は見えないのか?
GM:見えるよ。城門の内側を兵士達が走り回ってる。どこから敵が来てるのかは判らないけど、とりあえず城門が破られた様子は見えないね。
アルベルト:城門の外の様子はわからないの?
GM:今いる部屋だと高さ的に微妙。見張りの塔辺りに行けば見えるかもだけど、ルドルフに伝令が飛んでるくらいだからルドルフに聞いたほうが状況は判るんじゃないかな?
エルマン:まぁそうだろうな。
アイシャ:じゃあ最初の予定通りルドルフさんに話を聞きにいきましょう。
GM:あいあい。そんじゃあルドルフは大広間で兵士達に指示を飛ばしてるよ。すぐ後ろには奥さんとディアナさんも控えてる。
アルベルト:父上~敵襲ってどういうことですか~?
GM:「アルベルトか・・・。よく聞け。現在我が城には、東より突如として現れたモンスターの大群が押し寄せてきている。すでに周囲は取り囲まれてしまった。城門が破られるのも時間の問題と言えよう」と教えてくれる。
バーバラ:うわ・・・ひどい状況だねぇ・・・。
エルマン:割と洒落になってないんじゃないか?
GM:うん。ぶっちゃけ落城寸前。
アルベルト:モンスターの大群って普通は城を攻撃したりしないんじゃないの?
GM:普通はしないだろうねぇ。
アイシャ:東って言ってたし、洞窟の魔法陣とか関係ありそうですよね。
エルマン:多分あるんだろうな。魔法陣からモンスターが現れてるとかが王道ではあるけど・・・。
バーバラ:とはいっても、モンスターの群れをかいくぐってまた洞窟って言うのは無理でしょ。
アイシャ:仮にたどりつけても魔法陣を消せるわけじゃないですしね。
GM::そうこういってる間にまた伝令君がきて城門が破られたと報告してくるよ。
エルマン:本格的にヤバイな。救援要請とか出てるのか?
GM:それについてはルドルフの返答はこうだ。
「いや、突然の襲撃だったので未だに伝令の兵は出せていない。そもそも兵士が魔物の群れを抜けられる算段が整わない」
バーバラ:ん~・・・城って事なら抜け道くらいないのかねぇ?
GM:うん、それについてはこれからだ。
「バーバラ殿のいうとおり、この城には抜け道があるにはあるのだ。しかし、この城から続く抜け道はローバーン付近につながっていて残念ながら伝令に使えるようなものではないのだ」
アイシャ:そのローバーンっていう場所に続いていると何でつかえないんですか?
GM:ローバーンっていうのは冷戦中のバファル帝国の領土で、ローバーンからローザリア王国に救援を求めるってのは現実的では無いわけよ。
アルベルト:・・・なんでそんな場所に抜け道作ってるかなぁ・・・。
GM:ん~この城はもともとバファル帝国が作った城で、ローザリアが独立の時にかっぱらったわけだね。なので要人脱出用の抜け穴は帝国首都に近い方に作られているのが当然なわけだ。
エルマン:事情はわかったけど厳しい話だな。
バーバラ:とはいえ、こうなったらルドルフさん一家には脱出してもらった方が良いんじゃないかい? 救援云々はともかく、ここに居ても死んじゃいそうだし・・・。
アイシャ:そうですね。
アルベルト:ん~ならば「父上、我々は生きて事の次第を報告する義務があるのです! 城を捨てて逃げましょう!」 とか言ってみよう。
GM:脱出を勧めてもルドルフは了承しない。
「いやアルベルトよ、私は最後までこの地を守らねばならぬ。報告はお前がするのだ。エルマン殿、ディアナとアルベルトを連れて脱出してはもらえないだろうか。今はたいした礼は出来ないが、無事に王都についたならば殿下より相応の報酬が出ると思うのだが・・・」
といって提案してくる。
エルマン:展開的にも断るっていう選択肢は無いなぁ・・・。
バーバラ:だねぇ・・・。
GM:まぁ断られると非常に困るのは確かだなぁ・・・。
エルマン:そもそも断ったら抜け道教えて貰えないかもしれないしな。
アイシャ:そこまで酷くは無いと思いますけどね。
GM:エルマンに教えなくてもアルベルトには教える必要があるでしょ。その時点でPC間で情報共有になるから意味無いって。
バーバラ:そうだねぇ。
GM:んじゃあ脱出ってことでOK?
アルベルト:父上が逃げないならそれしかないよね。
バーバラ:奥さんはどうするんです?
GM:ルドルフさんと一緒に最後まで残るってさ。ちなみにディアナさんも残るって騒いでたけどルドルフさんに説得された。
エルマン:そりゃ結婚決まった娘の討ち死になんて、親にしてみりゃありえんわな。
GM:まぁ後継者のアルベルトと皇太子に嫁入りが決まってる娘が居るなら貴族としては再起可能ではある。
アイシャ:ん~領地が占拠されちゃったら婚約破棄になりません?
GM:結婚が流れる可能性がないわけではないけど、皇太子の性格的にそれはあんまり可能性高くないってことにしておいて。
バーバラ:ディアナさんの将来は今心配してもしょうがないし、とりあえず脱出しないかい?
エルマン:だな。抜け道教えてくれるんだろ?
GM:あいよ。ルドルフによると城の裏手に水路があって、それを抜けるとローバーンに続く川に出るらしい。抜け道までの道は兵士が確保しているから、今ならすぐに向かえるよ。
アルベルト:じゃあ向かおうか。あんまり時間掛けてるとここまでモンスターきそうだし・・・。
エルマン:だな。
GM:じゃあ抜け道に向かおうとするとルドルフが路銀の足しにするようにと一人500金くれるよ。
バーバラ:お金がないと逃げるの大変だし、正直助かるわ。
アイシャ:このゲームだと武器使ってるだけでもお金掛かっちゃいますもんね。
GM:んで、兵士に案内された先には小船がある。小船についた頃には城内から悲鳴や剣戟の音なんかも聞こえてきて、戦闘が激化しているのがわかるね。
アルベルト:早く逃げた方が良さそうだね。
バーバラ:ところで小船で逃げるって言うけど、船動かせる人っているのかい?
GM:それは心配しなくていいよ。川の流れにのって勝手に進むし、岸につける程度なら判定は取らないから。
バーバラ:それなら大丈夫そうだね。
エルマン:んじゃ脱出しよう。
GM:あいよ。小船に乗って水路を抜けると城のやや南の川岸に出るね。まだそれほど離れていない。
アイシャ:それほど離れていないっていうことは、近くにモンスターも居るんですか?
GM:うん。まだそれなりに近い位置にモンスターのシルエットが見える。
アルベルト:もうちょいこのまま船で逃げた方が良いかな?
エルマン:だな。このままひっそりと逃げよう。
GM:ん~・・・すまんがそうはいかんのですよ。
バーバラ:また厄介ごとか。
GM:うむ。小船が川を下ろうとしていると、頭上に大きな影がおちる。
エルマン:うげ・・・上から狙い撃ちかよ・・・。
GM:そそ。頭上には翼を広げた赤い竜がいて口からは今にも炎が放たれようとしている。
バーバラ:・・・ドラゴンとかないわ~。マジないわ~。
アイシャ:戦闘になりそうもないし川に飛び込みます。
GM:飛び込む前に竜の口から吐き出された炎は小船の近くの水面に当たって大きな水柱を上げます。小船は転覆してディアナさんを含めて皆が水中に投げ出されるよ。
アルベルト:おぼれる~・・・。
GM:まぁ溺れるかはともかく全員気を失ってしまった。・・・というところで今回のセッションは終了です。
エルマン:ここで終わり?
GM:終わり。こっからは次回に続くよ。
バーバラ:つぎは目覚めたところからかねぇ・・・。GM~経験点おくれよ~。
GM:ではひとり経験点30点にジュエル20点を進呈。各自成長させておいてね。
アルベルト:了解~。

シナリオ終了時のキャラクターシート
アイシャバーバラアルベルトエルマン

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